IT法人1期目でも不動産融資は通る?エンジニア1人社長が知るべき審査のリアル
はじめに
エンジニア法人が不動産を検討するとき、最大の不安はこれです。
「法人1期目でも融資って通るの?」
結論から言うと、
不可能ではない。ただし戦略が必要。
この記事では、
- IT法人1期目の評価ポイント
- SES契約の見られ方
- 決算書の重要指標
- 自己資金の目安
- 落ちやすいパターン
を整理します。
全体像(完全ロードマップ)はこちら → 完全ロードマップ
1. 銀行は何を見ているのか?
銀行が見るのは、
- 返済能力
- 継続性
- 安定性
- キャッシュフロー
「業種」よりも「安定性」 です。
2. IT法人はどう見られるか?
エンジニア法人は、
- 固定費が少ない
- 利益率が高い
- 粗利が安定しやすい
という強みがあります。
ただし、
- SES単価依存
- 1社依存
はリスクと見られる可能性もあります。
3. フリーランス歴は評価される?
結論:
個人時代の実績は"補足資料"として効く。
4年の確定申告実績があれば、継続性の証明になります。
4. 決算書で見られるポイント
重要なのは:
- 売上推移
- 営業利益
- キャッシュ残高
- 役員貸付金の有無
- 債務超過でないか
特に、法人にキャッシュが残っているか は重要です。決算を強く見せるレバーとして役員報酬設計があります → 役員報酬はいくらが最適?【シミュレーション付き】。
5. 自己資金の目安
金融機関にもよりますが、
- 物件価格の10〜20%
- 諸費用は自己資金
がひとつの目安です。
フルローンはハードルが高いです。返済と利益圧縮(減価償却)の関係は別記事で整理しています → 減価償却とは?【不動産節税の仕組み】(CF理解に役立ちます)。
6. 落ちやすいケース
- 法人1期目で赤字
- 役員貸付金が多い
- 個人口座と法人資金が混在
- キャッシュが薄い
- 税理士と設計していない
7. 融資を通すための準備
- 決算書を整える
- 事業説明資料を作る
- 継続契約を説明
- キャッシュフロー表を作る
エンジニアは資料作成が強み。ここで差が出ます。
8. まとめ
IT法人1期目でも、不動産融資は可能性があります。
ただし、
ノリで申し込むものではない。
設計してから動く。
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